ニューボーン撮影 

準備ガイド

 


 

退院

退院が認められたら、すぐに連絡して撮影の確定日時を予約しましょう。理想的な時期は赤ちゃんの誕生から5〜10日目です。
ニューボーンフォトグラフィーの絶好な期間は非常に短いです。出産から2週間が過ぎたら、赤ちゃんは成長加速現象が起こり、腕と足を伸ばし始めます。したがって体を丸めたり、ぐっすり眠ったりはしません。赤ちゃんがストレッチできるようになったら丸まったポーズやおくるみが困難になります。

 

 

ママ用意する物

 

  • おむつ10つ程
  • おしりふき
  • お口が拭けるガーゼハンカチ
  • おしゃぶり or  哺乳瓶の口
  • おくるみ
  • ティッシュ


 

 

撮影当日の注意点

 

1.   眠たい!おなかぺこぺこ!

赤ちゃんが熟睡中しているとおくるみやポーズがやりやすいです。
撮影の2時間前から赤ちゃんとふれあってなるべく起こしたまま。また、2時間前から授乳もお控えください。
撮影者がご自宅に到着した時に、すぐに授乳してください。赤ちゃんにけっぷをさせたら、撮影準備に入ります。

ブランケットで包んでおよそ15分間あやしてから深い眠りに落ちる赤ちゃんもいれば、到着前から3時間以上寝ていた、もう寝ない赤ちゃんもいます。
撮影前から寝ていた赤ちゃんはあいにくですが、ポーズはしにくいです。ブランケットを外したら、びっくりしてしまいますので、もう一回寝かせなければなりません。これは1時間以上かかることもありますが、残念ながら所定の撮影時間に対してカウントされますので、どうぞご了承ください。
 

この2点「眠たい!おなかぺこぺこ!」を念頭に置くときっと赤ちゃんは協力的でしょう。そのかわりに、たっぷりと写真を撮ることができ、撮影時間を最適に活用ができます。撮影前、眠たくておなかぺこぺこの赤ちゃんは一番です。親御さんも睡眠不足で、大変かと思いますが、努力の価値はあるでしょう。
 

 

2.  授乳

母乳のみで育ているお母様は、母乳をポンプしておいて、ボトルで授乳することをお勧めします。1時間ほど母乳を与えるお母さんもいらっしゃますが、残念ながらこれは撮影をかなり遅らせてしまい、所定の時間に対してカウントされますので予めご了承ください。但し、これはあくまでアドバイスですので、最終的にはお母様の判断に任せます。ニューボーンフォトグラファーとして撮影時間を最大限に活用するために助言やこつをお伝えするのは仕事の一部です。それによりお客様は所定時間内に数多くの写真を手に入ることができます。
 

 


3.  赤ちゃんの服装

赤ちゃんの肌に跡がつかないよう楽でルーズな服にしてください。ボタンで留めるパジャマはよいでしょう。
 

 


4.  おしゃぶり

親御さんはおしゃぶりを持ってくることお勧めします。
新生児は口から世界を体験します。新生児は自分の体の意識がなく、自分の手足にびっくりしたり、気が散ったりすることがあります。おしゃぶりを使うと、赤ちゃんが口元に集中するので、撮影者は手足をより自由に動かすことができ、おくるみやポーズがしやすくなります。といっても、おしゃぶりの使用について気にする親御さんもいらっしゃいますので、これはあくまでも単なるアドバイスです。おしゃぶりを使用するかどうかは最終的に親御さんの判断にお任せします。
 

 


5.  雑音

撮影中、雑音を最低限にしてください。落ち着いた環境づくりは撮影の成功に繋がります。赤ちゃんが好む強いリズムのある音を出す「ホワイトノイズ」のアプリがあります。撮影中これを赤ちゃんの近くにおいてあやします。

 

 


6. 撮影所と温度

ご自宅での撮影がご希望であれば、出張致します。撮影に必要な道具及びブランケットを持参します。ご自宅に出張する場合、一番明るい窓の近くにスペースを設けて、赤ちゃんのために室内を27〜29℃に設定することをお願いしています。私たち大人は汗をかくくらいでなければ、赤ちゃんにとって暖かさが足りません。親御さんは楽でルーズな服装を着用するようにお願い致します。また、部屋を除菌し清潔にしておいて、ペットが出入りできないようにしてください。

 

 


7. 安全

赤ちゃんを触れるとき、安全を何よりも第一に考えています。したがって、お母様およびお父様は支え役をしていただきます。大人が目と手を離さず、赤ちゃんの周りに待機します。撮影中、撮影者は赤ちゃんにポーズをしてもらいます。実の赤ちゃんのようにお世話します。赤ちゃんに危ないポーズを絶対させません。

 

 


8.   ママとパパへ

撮影時間はおよそ3~4時間ほどのため、撮影前にしっかりと朝食をすませることをお勧めします。この時期は精神的な疲れがあり、また興奮が止まらないうえ、睡眠不足がちだと思いますので、赤ちゃんが快適に過ごすことは目的でありながら、お母様もお父様も安心して快適にいてほしいです。

撮影時間に一番大事なのは、リラックスすることです。赤ちゃんが泣いていても、撮影者が対応しますのでご安心ください。赤ちゃんをあちこち抱っこしたりすると余計に興奮してしまう可能性があります。はじめてお子さんをお持ちになり、当然緊張や心配を感じると思いますが、撮影中にしばらくの間お休みいただきながら、赤ちゃんのかわいい撮影の様子を楽しみください。

 

 

 

お客様の貴重な瞬間を撮影するのは大変光栄です。より素敵でスムーズな撮影にするために、何かできることがあれば、ご遠慮なくお申し付けください。
改めて、この忘れられない思い出をいつまでも残すために当スタジオをお選びいただき、誠にありがとうございます。